2021年8月31日火曜日

2021年7月30日 「コンクリート柱梁接合部のいま」講演会を開催いたしました。

 2021年7月30日に名古屋工業大学 楠原教授をお招きして コンクリート系部会主催の講演会「コンクリート柱梁接合部のいま」を開催いたしました。

コロナ禍における開催となったため、JSCA中部としては初めての試みとなる、Microsoft Teamsを用いたWEB講演会となりました。

当日はゼネコン、設計事務所より約70名の参加がありました。

 ■講演会概要

  日時:玲和3年7月30日(金)15時~17時
  
  講師:名古屋工業大学 大学院工学研究科工学専攻
     社会工学系プログラム 建築・デザイン分野
     教授・博士(工学) 楠原 文雄 様

  内容:・柱梁接合部の地震被害と耐震設計法の歴史
     ・柱梁接合部の外力抵抗機構と接合部降伏破壊
     ・接合部降伏破壊が生じる骨組の地震時応答
     ・柱梁接合部のモーメント抵抗機構に基づく耐震設計

RC柱梁接合部が地震の際、どのように破壊されているのか、被害状況や、実験結果をを目の当たりにし、柱梁接合部破壊を防止することの重要性を認識いたしました。
また、実際に破壊を防止するために必要な補強を施していくことの難しさを認識し、大変大きな課題であると感じました。
先生の講演後、Teamsの挙手機能を用いた質疑を受け付けました。
活発な質疑応答がなされ、盛況の中、講演会を終了することができました。

本講演会でご講演いただきました名古屋工業大学 楠原先生、
また、JSCA中部支部事務局 盛本様、HPWG 鳥居様、石田様には、本講演の実現のために多くのご尽力をいただきました、この場をお借りしてお礼申し上げます。
 
 以上。

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